大阪市にIR(統合型リゾート)の政府認可が下りたが、この計画には何か欠けているのも事実

やっと2029年に大阪市に日本で初めてのIRの許可が下りた。
そもそも世界中では、お隣韓国でもウオーカーヒルやデジュンでカジノが昔からある。どうして日本でIR開設に反対が根強かったかといえば、カジノ依存症が増えるからだと言う。
しかし、日本ではそこいらかしこにパチンコパーラーがありスロットセンターがあり、入場規制もせず、生活保護費受給者が金をつぎ込む悪弊 カジノ依存症 を生み出している。
このパチンコパーラー経営者の多くが北朝鮮を母国とし、このてら銭が北朝鮮に送金され、ミサイル開発や北朝鮮存続に使われて来た事は周知の事実である。この事実を知りながら支援してきた事によって社会党や現立憲民主党が成り立ってきた訳で、何を今さらIRがカジノ依存症を起こすと反対するのか?
振り返れば日本にデイズニーランドやユニバーサルスタジオが出来たことによって、多くの小型遊園地が閉鎖に追い込まれた。これと同じようにただ単に射幸心をあおるパチンコパーラーもIRのあおりを受けて閉館する事になるだろう。これはこれで、ギャンブル施設の健全化に繋がっていくのだろう。
さて大阪のIR計画には売上の8割がカジノで、その収益金100億(~1000億?)が大阪市に毎年入ると推計されている。僕はこの収益金を大阪市の教育無償化の資金に充当するだけでなく、大阪発の文化醸成資金に充てるべきだと考える。
昔、ドイツのスパ保養地 バーデンバーデンの副市長 Dr.ラング の知己から何度も訪問調査した経緯からすれば、バーデンバーデンのカジノの収益金の殆どは、同市が運営する音楽、ミュージカル活動に充当されていたことによって、多くの観光客が訪れていた。
大阪のIRでも、来場者の8割がカジノで、海外からの来訪者も3割程度というカジノ依存の発想を転換して
①新しい世界最大のスパリゾートを作る
②手塚治虫のアトムパークを作る
同時に大阪アニメ基金を創設し、世界からのアニメクリエーターを集め補助金を出し、常時イベントを開催する
③日本酒ミュージアムを作る
④ニューマリオネット(新しい文楽)劇場を作る
等の文化活動を行い、世界からのお客様を呼び込み、せめてカジノ依存を半分以下、海外からの来場者を半分以下にすべきでは無いだろうか。それこそが日本で初めてのIRの強みを生かすことになる。