千の風になって

2022年07月29日

安倍晋三元総理が67歳の若さで凶弾に倒れた。
育ちの良さから来る天衣無縫さによる脇の甘さと共に、日本を愛する信念の人であったトランプやプーチンという曲者揃いの世界のリーダーからも愛され、一目を置かれる存在だった。 
世界が混迷を極める中で、今の日本の政治家に、この様なチャーミングな存在が居ないことは日本と世界の最大の不幸でもある。
僕は安倍晋三氏の訃報を聞いて アメリカの葬送曲で日本では新井満氏が編曲したサウザンドウインド 『千の風になって』を思い出した。この葬送曲はアメリカで何度か参列した葬儀でも常に物悲しくトランペットが吹かれて来た作者不詳の曲である。

私のお墓の前で泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 

という歌詞を秋山雅史が歌い上げた。

安倍氏の日本の未来を憂う思いは不滅である。いや僕たちが、その思いを引き継ぎ、実行していかなければならない。因みに僕の父も66歳で他界した。今でも墓参するたびに親父のベンチャー精神と大らかさを千の風の様に思い出す。死者を懐かしむのではなく、この世から去った人の遺志を汲んで、強く生き、社会の為に貢献する事こそが僕たちの使命である。